説明.
佐久間 秋弘(さくま あきひろ)作 |
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作者 |
佐久間 和昭未だ、解説がありません |
解 説 |
寺社建築家であった佐久間和昭は、日本建築の美しい反りと刀の反りの共通性を見い出し、刀匠を志す。 昭和48年、刀匠・廣木弘邦に師事。平成元年、文化庁認定刀匠となる。 その後、刀剣研磨の人間国宝 永山光幹主催の永山会において、鑑定会が行われ、「天皇賞」を受賞。 その作品は、雄渾にして清冽、非凡の才に満ち溢れ、いかにも玄人好み、知る人ぞ知る刀匠としてファンも多い。 本作は、藤(とう)が選任した優秀な刀剣研ぎ師により、料理に使える包丁に改めたものであり、ボルビット加工された貴重な紅木の柄・鞘は、有名カスタムナイフメーカーが担当した。(銘木店のオヤジに言わせれば、これほどの斑が美しく、まとまった大きさの材は二度と手に入れることは無いだろうと言わしめたほどの逸品である。 本作もまた、前回ご紹介の包丁正宗写しと同じく、佐久間和昭(刀銘)の遺族の方からの委託品である。 |