説明.
源清麿写しの第一人者、 宗勉(そうつとむ)の上出来作品! |
無鑑査刀匠・宗 勉(むかんさとうしょう ・そう つとむ)作 |
無鑑査刀匠 宗 勉 脇差 おそらく造り |
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作者 |
宗 勉昭和2年(1927年)福岡生まれ。 1945年、父、宗正光に師事。 1955年、文化庁認定刀匠となる。同年、独立。 1968年、新作名刀展にて奨励賞。 1978年、1980年、奨励賞。 1981年、文化庁長官賞。 1983年、毎日新聞社賞。 1987年,薫山賞。 1989年、文化庁長官賞。 1990年、高松宮賞。以後、特賞を連続受賞。 1997年、無鑑査認定。次期、人間国宝と衆目を集め、現代刀匠界を代表する刀匠。 2015年、逝去。88歳。 |
解 説 |
刀匠の最上位である、無鑑査刀匠の中でも上位無鑑査刀匠として定評があり、次期人間国宝と衆目を集めた宗勉(そうつとむ)。 清冽にして秀麗な中に、日本刀の原点である真の切れ味を追及した刀匠としても有名。 直心影流十七代宗家、秋吉博光師と長い年月、長期にわたり最高の切れ味を求め日本刀の作刀に尽力されたと聞いている。そして、抜刀真剣、試し切りの第一人者とされる“平成の侍”町井薫が推薦する刀匠の一人でもある。 刀の専門家ではないので、難しいことはわからないが、無鑑査刀匠のものを含め、今まで見てきた“おそらく造り”の中で一番の傑作と思う。刀姿のバランスといい、冴え、力強さ、働き、どこを見ても名人の名に相応しい高雅な香りが漂っている。 |