日本刃物総本店 | 玉鋼・庖丁・ナイフ・刀類・高級刃物専門
Japanese Cutlery Pro Store | Tamahagane, Kitchen knife, Sword, etc

無鑑査刀匠 廣木弘邦 短刀 わらび手刀

sold out

作柄は、自ら下地研ぎにこだわり、刃肉取りの美しい均整のとれた作品が多い。・・・

商品コード: 3073-1
カテゴリー: ,
鋼種:玉鋼

説明.

日本刀の源流と云われる、“わらび手刀”の写しが、
無鑑査刀匠 弘邦の手で誕生!
無鑑査刀匠・廣木 弘邦(むかんさとうしょう・ひろき ひろくに)
無鑑査刀匠 廣木弘邦 短刀 わらび手刀
◎サイズ
刃長: 200 mm
本体重量:約 207 g
元幅: 20 mm
元重ね: 6 mm
◎仕様
刀匠:無鑑査刀匠・廣木 弘邦
目釘穴:1
はばき:
体配:わらび手
地鉄肌:小板目流れ、地沸き映り、強い
刃紋:直ぐ刃 美しく冴える
鋼種:玉鋼
鞘:朴の木鞘
登録番号:神奈川県 80400
交付年月日:昭和56年2月
時代:昭和
◎その他
作者

廣木 弘邦


昭和23年(1948年)福岡生まれ。

幼少の頃より厳父、刀匠 広木国廣に手ほどきをうける。

経歴
1965年:人間国宝、刀匠 隅谷正峯に入門。
1968年:文化庁認定刀匠となる。
1973年:独立。

受賞歴
1979年:紺綬褒章受賞。
1985年:伊勢神宮式年遷宮御神宝製作拝命。
1994年:鎌倉八幡宮にて奉納鍛錬。
2005年:2006年、伊勢神宮御神宝製作拝命。

受賞歴
1968年:新作名刀展において初出品初入選。
1986年:寒山賞。
1987年:毎日新聞社賞。
1988年:日本刀剣保存協会賞。
1991年:文化庁長官賞。
1992年:日本刀剣保存協会賞。
1993年:寒山賞。
1996年:全日本刀匠会理事長賞。
1996年:無鑑査に認定される。次期、人間国宝と衆目を集め、現代刀匠界を代表する刀匠。
2013年:逝去。65歳。

解 説

作柄は、自ら下地研ぎにこだわり、刃肉取りの美しい均整のとれた作品が多い。

そして、鎌倉期備前伝、新藤五国光、吉光の写しに定評あり、特に青江写しは圧巻。

新作名刀展に於いて文化庁長官賞をはじめとする数々の特賞を連続受賞。無鑑査となり、次期人間国宝と衆目を集めていた。

本作は日本刀の源流と云われる、わらび手刀の写し。

そこには、刀匠・弘邦の洗練された姿が目を誘う。地鉄は、強く、小板目美しく流れる。焼き刃は、得意の直ぐ刃を焼き、感じよく、いつも見る弘邦の短刀とは、また趣の違うものとして満足できる一振り。