説明.
D・F・ファイティング(ブラックマイカルタ)6・1/4インチ(1983年) |
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作者 |
D・F・クレスラーR・W・ラブレスのデザインを基本とし、クレスラー自身の感性でまとめ上げたナイフが特徴。コレクターの要求を知り尽くした、高い完成度と高貴で秀麗な作品を数多く製作。現在ドイツを代表するカスタムナイフメーカー。 |
解 説 |
R・W・ラブレスに影響を受け、後に独自のスタイルを確立。メキメキと頭角を現したD・F・クレスラー。現在ドイツを代表するカスタムナイフメーカーとして位置づけられています。 彼の特徴は品格の高いバランス感覚と、超一流の正確な削り出しの技術です。 本品はR・W・ラブレスのファイティングフォルムを踏襲していますが、その雰囲気は既にクレスラー自身の感性に満ち溢れています。 流麗にして清冽なブレードフォルムと、精悍なブラックマイカルタのハンドルが上手く響き合い、見る者の心を魅了させます。 そしてワイドダブルヒルトには、クレスラーの認めた、イングレイブの鬼才、ロルフ・ピーターが鳥をモチーフに丹念にレベルの高いイングレイブを施しています。 本品も又1980年代、クレスラーの脂が乗り切った、パワーを感じさせる、今では手に入り難いレアな逸品と云えるでしょう。 |