説明.
相田義人のナイフに竹内の彫刻が踊る、 相田ブレード彫刻ナイフの大作にして、代表作品!(1980年) |
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作者 |
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解 説 |
本作品は、1982年頃の相田義人と竹内重利のコラボレーションのブレード彫刻ナイフ。 相田作品との出会いは、1979年頃と記憶する。 丁度その頃、兄の正義氏から「弟が良いナイフを作っている」という情報を得た。 その翌年の、第1回J.K.G.カスタムナイフショー会場だ。テーブルに並んだナイフを手にし、”何と美しいナイフだろうか”と驚嘆したことを憶えている。 暫くして、竹内重利を起用した本格的なブレード彫刻ナイフ製作の話が舞い込んだ。 小生は即、その話に乗った。焼入れ前に金属彫刻を施すので、焼入れに失敗すると全てが水の泡となる。引受手を決めての制作入りだったのだ。 何と云ってもアラベスク模様に比べ、動物の彫りは、微妙な表情と躍動感を表現しなければならない。虎が猫に見えてしまうくらい難しいのだ。 本作のモチーフはそれぞれの動物たちが今にも動き出しそうに躍動感に満ち溢れている。 特筆すべきは、ブレードとボルスターの両サイド、4面の彫刻構成が、ナイフのフォルムとうまくかみ合い、華麗なハーモニーを醸し出していることに尽る。 相田ブレード彫刻ナイフの代表作と云えよう。 |