説明.
土佐狩人の愛用した伝統の野包丁を復刻 |
渓流さばき3寸5分・両刃 |
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作者 |
土居 信明(二代 良明)昭和40年(1965年)生まれ。 中学を卒業と同時に厳父良明に師事。以後30年研鑽の日々を送り、平成20年自由鍛造の奥儀を継承し独立。土佐鍛造界の若手ホープ。 |
解 説 |
土居信明(どいのぶあき)より1本の新作小刀が届いた。 特筆すべきは刀身根元の凹み部分である。親指を添える事で作業が安定性が向上し、さらに、これまでに無い抜群のハンドリングを実現した。 刀身は、極軟鋼に鮮やかな切れ味で定評の日立安来鋼青紙2号をタガネで割り込んだ、本割込み火造り鍛造。 昔から炭素鋼は、吸い付くような切れ味と表現され、今日でもプロの料理人、木工細工師、和洋洋裁職人達が好んで愛用していると云う。 手の延長として機能する抜群の操作性と炭素鋼の鮮やかな切れ味を与えられた≪渓流さばき3寸5分≫は、まさに、渓流小刀の決定版と云えるだろう。 |
特記事項 |
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