説明.
大白川マタギに伝わる木鞘拵狩猟刀!花梨コブ柄、黒籐巻拵をまとい甦る! |
大白川小刀 6寸・花梨柄黒籐巻鞘 |
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作者 |
秋友 義彦昭和19年(1944年)生まれ。 土佐在住。中学を卒業と同時に二代目義光に師事。 昭和39年三代目を襲名独立。四国の刀匠を訪ね歩き甲伏の秘伝を修得。 土佐鍛造界の重鎮の一人だが、平成30年の5月から納期は未定となっている。 |
解 説 |
数百年にわたり、独特の狩猟文化を築きあげてきたマタギ。現在でも下北の畑、津軽、秋田の阿仁と東北地方を中心に点在し、その古風な狩猟形態は、伝統文化として伝承され生き続けている。そういったマタギ集落の中で、意外と知られていないのが、新潟県は北魚沼群の大白川だ。大白川は魚沼兵陵の中程に位置し、すぐ背後には険阻な山並を連ねる越後山脈を控えている。深山幽谷の地として昔から熊や羚が豊富に生息し、大白川周辺広域にわたりいくつもの倉(猟場)を有していた。それにいち早く目を付けたのが秋田の旅マタギだ。 |