説明.
四万十川魚師(かわし)が命と頼む相伝の渓流鉈 |
「黒打土佐渓流鉈」6寸・両刃 |
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作者 |
松本 鍛昭和9年(1934年)生まれ。 土佐在住の土佐鍛冶2代目。 土佐刃物コンクールで 知事賞受賞。 鍛造一級技能士の資格をも持つ唯一の伝統工芸士。 同世代の鍛造家が引退していく中、“孤高の円熟の技”、と定評の土佐鍛造界の最後の名鍛冶師。 |
解 説 |
わずかばかりの玄米と荒塩を携え渓流奥深く分け入り、漁をしつつ露営する。渓流を這いずり薮をコギ、時には出合頭の獣と闘わなければならない時もある。身を護る最後の牙。 《黒打土佐渓流鉈》は、キャリア48年、希代の鍛造師、松本鍛(まつもときたえ)により復刻された。刀身は、通常の剣鉈に比べ細身に火造(ひづく)りされ、妻味のある切れ味が与えられている。 |