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松本 鍛作 岩崎古地鉄「黒打角鉈」180mm・片刃

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本作は、以前、中屋平治氏が打っていた、刀匠・岩崎重義翁の“習作の鉈”…

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商品コード: M0189-1
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説明.

土佐の名工
松本鍛が打ち上げし円熟の技
松本 鍛(まつもと きたえ)
岩崎古地鉄「黒打角鉈」180mm・片刃
◎サイズ
全長: 377 mm
刃長: 180 mm
刃厚: 7 mm
本体重量: 480 g
◎仕様
産地:土佐
鍛冶師:松本 鍛
地金:岩崎古地鉄
研ぎ:
鋼種:日立安来鋼 青紙二号
柄:山桜
鞘:
◎その他
その他:研ぎ仕上げ:藤
作者

松本 鍛


昭和9年(1934年)生まれ。

土佐在住の土佐鍛冶2代目。

土佐刃物コンクールで 知事賞受賞。

鍛造一級技能士の資格をも持つ唯一の伝統工芸士。

同世代の鍛造家が引退していく中、“孤高の円熟の技”、と定評の土佐鍛造界の最後の名鍛冶師。

解 説

本作は、以前、中屋平治氏が打っていた、刀匠・岩崎重義翁の“習作の鉈”。

中屋氏が重義翁の外部門下生だった頃、岩崎翁の「中屋をなんとか応援してやってくれないか」と云う一言で、宗正企画が動いた。手本は、岩崎の富士型の鉈。これを元に図面を起こし生まれたのが“岩崎習作の鉈”だ。中屋の修行のために生まれた習作の第1号だった。

しかし、昨年、中屋氏から「もう、鉈作りは、止めました」と連絡を受けた。

高齢によるものか、体力に限界を感じたらしい。

従来のお客様からの希望もあり、“習作の鉈”再現のため、様々、鉈鍛冶に当たってみるが、古地鉄は打った事がない。あるいは、失敗が多く難しいと云う。

その中で、唯一「古地鉄なら昔打っていた」、という松本鍛の返事に安堵した。

そんなことから、松本氏に図面を送り、岩崎翁がその昔、古地鉄(錬鉄)作品のために用意していた鍛錬材を、三条製作所からお譲りいただき、一年がかりで生まれたのが本作品だ。

鍛冶の腕は、中屋氏と優とも劣らない良作に出来上がった。にもかかわらず価格は中屋氏より安価。

研ぎ仕上げは京都天然砥石や刀剣用内曇砥石を駆使した特上研ぎ仕上げ。

ご満足いただけるものと思う。

追加情報

重さ 480 g
サイズ 377 × 7 × 180 mm