説明.
根付師、中山の技が光るボルトアクションのボールペン |
(2)ボルトアクション・ボールペン(黒染ステン) |
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作者 |
中山 英俊昭和46年(1971年)生まれ。 1989年カスタムナイフメーカー、上釜信行氏に師事。カスタムナイフに伝統の根付彫刻を取り入れた先駆者。その高度な技は、国内外より高評価。今や、世界のナイフアーチストとして認められている。 |
解 説 |
世界に羽撃(はばた)く異色のアーチスト、中山英俊(なかやまひでとし)。日本を代表する優秀なカスタムナイフメーカーでもあり、新進気鋭の根付師(ねつけし)でもある。日本伝統の根付彫刻の技を、カスタムナイフと融合させた“根付ナイフ”の先駆者だ。 “根付(ねつけ)”とは、江戸時代に始まる装飾小物。煙草(たばこ)入れや、印籠(いんろう)などを帯から吊り下げるための留め道具だ。 本品は、そんな中山英俊ならではの洗練されたアイディアと、精緻な技が盛り込まれた、ボルトアクションのボールペン。(1)真鍮と(2)黒染ステンの2アイテムだ。 それは、本年9月のパリナイフショーでも大人気。たまたま小生も同行させてもらったが、次から次へと中山ファンがテーブルに訪れ、ボルトアクションのボールペンで、カシャカシャと遊んでは購入して行く。そんな光景を目の当りに、改めて中山の凄さを見せつけられた想いがした。いずれも一本のメタルの丸棒から削り出して行く、高難度インテグラル。 さらに、替芯が世界のカランダッシュとくれば、まさに垂涎モノである。思わず小生も一本注文を入れてしまった。 |
特記事項 |
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