説明.
(1)根付・銀地蔵 |
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作者 |
中山 英俊昭和46年(1971年)生まれ。 1989年カスタムナイフメーカー、上釜信行氏に師事。カスタムナイフに伝統の根付彫刻を取り入れた先駆者。その高度な技は、国内外より高評価。今や、世界のナイフアーチストとして認められている。 |
解 説 |
地蔵とは、サンスクリット語で大地の子宮の意。大地に存在する全ての命を育み、苦悩する人々に手を差し延べ、慈悲の心で包み癒してくれるありがたい菩薩さまだ。 死の象徴とされるサレコウベ(ドクロ)は、現界と金剛界を結ぶ存在。 いずれも、黄楊(つげ)の木で大まかに彫り上げ、それを型にシルバー925を流し込むロストワックス製法。細部は手彫りで丹念に仕上げてゆく。 「手間はかかるが、そのほうが描写が生きる」と、鬼才、中山英俊(なかやまひでとし)はこだわる。 |
特記事項 |
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