説明.
中山の銀根付ペンダントヘッド |
(1)銀ペンダントトップ(メデューサ) |
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作者 |
中山 英俊昭和46年(1971年)生まれ。 1989年カスタムナイフメーカー、上釜信行氏に師事。カスタムナイフに伝統の根付彫刻を取り入れた先駆者。その高度な技は、国内外より高評価。今や、世界のナイフアーチストとして認められている。 |
解 説 |
いつも楽しみにしている中山の銀根付。今回は、2種類のペンダントトップだ。 (1)のメデューサは、モチーフとして古代ギリシャより武具などに描かれていた魔除け。中山も「以前から取り組んでみたかったモチーフ」と云う。 因みにメデューサはギリシア神話に出てくる怪物。頭部の毛髪は無数の毒蛇と化し、射るようなその目に合えば石にされてしまうと云う。(2)は、そのメデューサのドクロ。 いずれも、黄楊の木で大まかに彫り上げ、それを型にシルバー925を流し込むロストワックス製法。細部は丹念に手彫りで仕上げてゆく根気のいる仕事だ。「手間はかかるがそのほうが描写が生きる」と中山はこだわる。 |
特記事項 |
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