説明.
オヤジの小包丁。今日から男子厨房に入るべし! |
包丁(オヤジの小包丁)4寸5分・両刃 秋友義彦作 |
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作者 |
秋友 義彦昭和19年(1944年)生まれ。 土佐在住。中学を卒業と同時に二代目義光に師事。 昭和39年三代目を襲名独立。四国の刀匠を訪ね歩き甲伏の秘伝を修得。 土佐鍛造界の重鎮の一人だが、平成30年の5月から納期は未定となっている。 |
解 説 |
切れ味鋭い和式ナイフで衆目を集め、日本刀の作刀の一つである鍛法、甲伏(こうぶせ)の技でその名を駆せる秋友義彦(あきともよしひこ)。 そんな秋友義彦が、今回、オヤジのための小包丁を打ち上げた。 昔から、基本的に男の方が食の感性が高く、旨いものを作る。小生のオヤジもオフクロより味付けがずっとウマかった。その旨い物が食えて、老化防止にもなるのなら、今日から男子厨房に入るべし。 刀身は日立安来鋼白紙2号を極軟鋼に挟み込んだ割込み鍛造。朴の木鞘には、耐久性を考慮し、一部銅巻き。樫の板には麻と綿で糸巻きし、特殊樹脂を塗布している。 本来は、キャンプなど野外料理を目的に設計された、頃合いのアウトドア小包丁である。が、もちろん、オヤジの包丁として我が家の台所で結構楽しめる。今日は私作る人。 今日はあなた食べる人。たまには、古女房殿を食卓で、ウキウキ待たせるのもいいではないか。 |
特記事項 |
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