説明.
京都天然砥石の最高峰! 秘蔵・中山鉱山マルカ正本山(岩崎選)畑中砥石扱い! |
京都天然砥石 純真マルカ正本山 本間山 中山礦山産出 (岩崎選)No.951 畑中砥石扱い 1970年代 |
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作者 |
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解 説 |
世界一の品質を誇る京都仕上砥石。中でも品質最高とされ、歴代の天皇家、幕府の御用砥と重要されてきたのが、本間山、中山鉱山産出”純正マルカ正本山砥石”だ。平安の昔から近年まで掘り尽され、今日ではもはや少量の在庫と上物秘蔵品が、中山鉱山採掘元の畑中家に残すのみとなっている。因みに、最後の採掘は、昭和47-57年にかけての10年間(総採掘費5千万円)と、昭和60-63年の3年間(総採掘費3千万円)桜坑口と大坑口を攻めるが、採掘利益相当額は推定、1千数百万円と大赤字、徒労に終っている。 本品は、1979年、畑中砥石より入荷。中山鉱山純真マルカ正本山砥石の中でも、類稀な、刀匠・岩崎重義翁の選んだ”岩崎選”の印が押している。 岩崎翁は、昔から中山の採掘権を持っている畑中家とは懇意であり、本品純正マルカ正本山の証明となっている。筆者も、岩崎翁との関係から、畑中氏とは京都の街を飲み歩いたものだ。因みに、宗正刃物が中山のマルカ正本山に力を入れていた頃、ほんの一時期であるが、マルカ正本山の関東総販売元の証書をいただいていたこともある。2億年以上もの太古に生まれ、1mmごとに1000年もの時を費やし、生成された砥石だけにその研ぎ味は、まさに絶妙の一言。古より料理人を支え、かの法隆寺や、金閣、銀閣寺に見られる精巧な木造建築、精微な彫刻を支えた”真物”の砥石の素晴らしさを、ぜひ、この機会にご堪能いただきたい。 |
特記事項 |
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