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ラシャ240㎜  宗正ひろしげ(正次郎)

36,000

明治初期、ラシャを縫うためのシンガーミシンと一緒に輸入されたメリケン鋏。・・・

在庫1個

商品コード: wari2-001
カテゴリー: ,

説明.

宗正ひろしげ(正次郎)作 ラシャ鋏240㎜!1970年代
◎サイズ
全長:約 250 mm
刃長:約 100 mm
本体重量:約 198 g
◎仕様
地金:極軟鋼
鋼種:日立安来鋼 黄紙
柄:マリエーブル
◎その他
作者
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解 説

明治初期、ラシャを縫うためのシンガーミシンと一緒に輸入されたメリケン鋏。


後に、ラシャ裁鋏と呼ばれるようになった。その横浜に入港したメリケン鋏のネジには、RHINISCH(ラインイッシュ)と刻印が打たれ、ライン河のほとりで製造されたと推測できる。

そんなメリケン鋏にも欠点があった。全鋼のため、調整棒で刃身を曲げ、微妙な刃のかみ合わせの調子を取ることが難しい。

そこで、地金と鋼を接合したラシャ鋏の研究が、刃匠の元で修業を重ねた、若き刃物師、吉田弥吉達の手により完成されたのだ。

通常、メリケン鋏(ラシャ裁鋏)の祖と云えば、吉田弥吉(弥十郎)の名があげられるが、その協力者としてラシャ裁鋏、散髪鋏の立野平作や、散髪鋏の友野義国、木鋏の阿武隈川憲次を忘れてはならないだろう。

本作は、そんなラシャ鋏職人として日本を代表する正次郎(1970~1980年代)の作品。

銘は、宗正の上級職人の証しである“ひろしげ“。

今や大変希少な逸品であり、残り2本。

長期間の展示や保管の為、刀身の一部変色、小キズ、小さなサビや足輪キズがあります。

特記事項
  • ※本品は新品ですが、長時間展示または保管のため、小キズ、スレ、変色などがあるものもあります。複数点ある場合、その内一点は展示品、その他は引き出し保管品です。