飯塚 重房作 三徳包丁 165mm

刀匠・長嶋宗則翁と岩崎重義。2人の名匠のもとで鍛えられた飯塚重房。その腕は確か。30代で既に包丁の大家と世評が高く、78歳の現在、右に出る者なし。

「重房の包丁を使ったら、他の包丁は使えない。」とプロの調理師から圧倒的な支持を受ける、飯塚重房の和包丁。

現在、2人の子息、正行氏、佳英氏も一人前となり、師である父を越えるまでに成長した。

本作は、宗正企画から“特別誂え品”として発表した三徳包丁の逸品。「三徳包丁」。日本版万能包丁。菜切にもなり、肉、刺身も引ける。菜切と三徳包丁は兼用できると思われるが、肉、魚などの匂いが野菜に付くことを考えれば、それぞれ用意されることを、お薦めする。

天性の資質に恵まれ、日本一の切れ味を誇る重房の包丁。求むれば、一般家庭の主婦でも料理の気構えが自ずと変わってくるに違いない。